京福電鉄

京都の路面電車京福電鉄で、相性は嵐電。なぜ京福電鉄というのかはナゾですが、もともと京都から福井までの路線を作る予定でもあったのかな?

日本では数少ない路面電車の一つで、大半が路面を走っているわけではなく、ごく一部の区間だけ路面を走っています。

路面を走る電車の車窓から眺める景色はそれはそれは不思議な感じがして、一度は体験した方がいいですよ。

この嵐電四条大宮から帷子ノ辻で枝分かれして、嵐山へ行く路線と北野白梅町へ行く路線とへ分かれます。

嵐山へ行く電車はそのまま嵐山駅が終着駅で、ずっと田舎な感じの線路をひたすらゆっくり走りづづけます。

雰囲気があって結構いいですよ。嵐山駅は天龍寺のほぼ向かいで、路面店が多くあるところなので、観光地のど真ん中、という感じですね。

北野白梅町行きは有名な「桜並木」がある路線です。桜が満開の季節、車窓から桜並木がある場所を通り、そこが桜のトンネルのような感じで、すごくキレイな場所を通ります。

ちなみにそのポイントを通る時は車内放送でも流れます。それくらいの観光スポットというわけです。

北野白梅町駅からは平野神社北野天満宮などがあり、多くの観光客がいますよ。

希帆的に神社とかお寺は桜とか紅葉がきれいな場所がおおいですからね。いわゆる熱くも寒くもない季節が観光には一番だと思います。

嵐電は料金は距離にかかわらず一律220円なので料金はわかりやすいですね。ただ、数年前は200円だったのが210円へ値上がりして、最近220円に値上がりして、と値上がり続けてますよ。

まあ、それでも嵐山に直結の駅といえば嵐電嵐山駅なので、使用頻度は高くなりますよね。

その他には阪急の嵐山駅とJRの嵯峨嵐山駅があります。もちろん路線バスもあります。嵐山へのアクセスって意外と多いんですよね。

嵐電の車内は窓際に椅子があるので、窓に背を向けて座ることになります。ですから、車窓を楽しむ場合は正面の窓(対面席の方の窓)を観るか、体をひねって自分の後ろにある窓を眺めるか、となります。

運転席側に行けば進行方向の景色もバッチリ見れるので、線路を進む電車が好きな場合は運転席側、進行方向の車窓も楽しいですよ。